届いた記録

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〔2009年07月21日

ここに一枚のメモがあります。

 

これは今までの人生の中で起きた最良の日を、<生後何日>換算で書き留めたもの。

つまり、

生後5855日。

(間:273日)

生後6128日。

(間:118日)

生後6246日。

(間:255日)

生後6501日。

 

そうして、間の日ニチから、スパン的にあとどのくらいで次の最良の日がやってくるのかを推定するというワケ。

 

今日は僕が生まれてから6773日目。一週間は966回はやってきて、月に直すと生後220ヶ月。4月4日で生後6666日だったのに惜しいことをしました。

 

意識、人格は3年スパンで変化していくと聞きますが、もし、3年前の自分に会ったとしたらあなたはその自分と理解しあえる自信はあるでしょうか?

 

僕が高校を卒業してから144日が経過しました。十年、二十年後の同窓会で誰々が死んだと最初に報じられるのは実は僕ではないかと思っています。

 

それはさておき、僕らが見ている、月や太陽が他の星たちと同様に過去の姿であることは知っているかな?

正確には、今僕らが見ている月の姿は「今」の月ではなく、約1秒前の月の姿なんだ。

同じように太陽は8分前、北極星に至っては400年前の姿だ。

 

要するに、太陽が「今」この瞬間、異星人に消されてしまっていたとしても、空が暗くなるのは8分後という訳だね。のん気なもんだ。

こんな不謹慎なことを僕が言ってしまったせいで明日の太陽は昇ってこないかもしれないよ?アハハハハヽ(゜▽、゜)ノ

 

そうじゃなくても、朝を迎えるたんびに、

「今日という日は残された日々の最初の一日。」

って考えるのがいいかもしれないね。

 

でもまぁ、100年経てば、自分も、今目の前に映る全ての人間も消えている。もう僕らの知っている世界は何一つ残っていないだろう。

 

だけどこう考えるのはどうかな?

僕らのこの「時」は誰かが「記録」してくれているんだ。

 

僕らが過ごした日常も病める時も健やかなる時も地球も、時が経って全てが灰になってしまっても、僕らの地球の「残像」は、北極星のように、この銀河を越え、夏の大三角形の間を抜けて、何万年、何百万年もの時をかけてどこかの惑星の夜空に映るんだ。

 

きっとそこには僕らよかよっぽど、おつむがマシな宇宙人が高性能の望遠鏡を持って、滅んじまった「地球」を覗いている。 きっと、性能がヤバいから僕らのアホ面までばっちし映ってる。

 

まぁつまり、僕が言いたいことはね。

100万年後かの宇宙人に大笑いされるような楽しい生を!

ってこと。

 

ある人の言葉に「私が神であったなら青春を人生の終わりに置くだろう」ってあったから、若いうちに死ねるのは幸せなことかもしれないね。

 

でも、80まで生きるにしたって約7000/29200は過ぎちまったんだ。

生き抜こうよ。 この一大叙事詩を!コメディを!アクションを!ボーイミーツガールを!ミステリーを!

悲劇だろうがなんだろうが、誰かさんを感動さしてやろう。

 

喰らえエンターテインメントォォォォォッ(オーケンの声再生)〕

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〔2020年02月08日

どうしても初期衝動を取り戻したくて過去の日記を読み漁った結果、見つけた日記がこれだった.

この日記は、今から11年前、僕がまだ小説家志望だった時にmixiに投稿したものだ。

 

今読み返してみると、拙いし青臭いしで何だか色々痒くなってくる。

そもそも日数の計算自体も間違っていた(2009.7.21は生後6704日目.生後6773日目は2009.9.28)

 

それでも、やっぱり君(僕)は人生に対して心の底からワクワクしていたみたいだ。

おかげで大事なものを思い出せた気がする。

君(僕)の想いは宇宙人に届いたのかはわからないが、未来の僕(君)にはしっかりと届いているぞ。

 

ありがとう。今一度!!